コラム

第58回ラジオNIKKEI賞(GⅢ)
ハンデ戦に条件が変更された06年以降の過去3年、3連単の配当は95,770円、296,850円、
143,290円と凄い荒れっぷりのラジオNIKKEI賞。今年もまたまた波乱の決着となるのか、穴党注目の重賞だ。
アドマイヤメジャー
1勝目をあげるのに思いのほか手間取ったが、続く昇級戦を1番人気で楽勝して軌道に乗ってきた。
前走は前に壁を作れない大外枠で折り合いをつけ、気性面の成長振りを印象づけた。
素質馬がいよいよ本格化。一気の3連勝で重賞タイトル獲得なるか、レース振りが注目される。
イコピコ
3月の戦列復帰から5戦3勝の好成績。馬の急成長に評価が追いつかず、3勝は5・2・4番人気と配当的にも妙味のある馬。
前走で2着に破ったヤマニンウイスカーは、札幌開幕週で古馬相手のHTB賞(1000万)に圧勝。3歳馬限定なら、
初重賞でも即通用の素質だろう。
イネオレオ
青葉賞5着、白百合S3着とオープンでも堅実な成績。父ダンスインザダーク、
半姉にリトルアマポーラという奥手の良血が少しずつ開花してきた。
まだ馬体に実の入っていないところがあり、オープンではワンパンチ足りないレース振りだが、
血統からもこれからは1戦ごとに逞しさを増していくはず。ここで一気の素質開花があっても驚けない良血馬だ。
サトノロマネ
オープン初挑戦が抽選をくぐり抜けた皐月賞。12着の結果だが、直線で前が詰まらなければ上位進出も十分可能な脚色だった。
先行したプリンシパルSでは末を失い9着完敗も、脚をためるレースができればオープン通用の力があることは皐月賞で証明済み。ここは、
この馬の今後を占う大事な一戦になる。
ストロングリターン
500万条件圧勝の力を評価されて1番人気に支持された前走の葵S。スパッとは切れなかったが、最後までしっかりと脚を伸ばしていた。
行きたがる気性で今回の課題は距離延長。同距離の毎日杯では末を失ったが、この馬としては珍しい先行策が響いた印象もあった。
直線までうまく脚をためられるかがポイントになる。
マイネルエルフ
いまだ1勝馬、デビューからの10戦で1番人気の評価が一度もない地味なタイプ。だが、春の重賞戦線で上位争いを続けてきた地力の高さは、
このメンバーなら堂々と胸を張れるものだ。
切れる脚のなさが勝ちみの遅さにつながっているが、今回の舞台は乗り方次第でごまかしの利く小回り福島。
NHKマイルC4着の走りを再現できれば、2勝目、そしてタイトル獲得のチャンスだ。
モエレエキスパート
中央入り後の勝ち星こそないが、弥生賞ではロジユニヴァースの3着に好走しファンにその名を印象づけた。
皐月賞は大敗も、スタートで挟まれ後方からのレースを強いられた参考外の一戦。簡単にバテない先行力は、小回りコースで威力を増すはずだ。
自分の競馬で初タイトルを引き寄せる。
ミッキーペトラ
2歳夏の小倉未勝利勝ちから半年の休養。その長期休養明け初戦で弥生賞を2着に好走した素質は非凡だ。
その後の3戦が冴えないレース振りだが、力まず気分良く先行できた際の粘りはやはり怖い。初コースで気分一新の走りを見せるか、注目される。
7月5日
福島競馬場
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