コラム

第44回シンザン記念(GⅢ)
新春3日間開催の中日に行われる重賞・シンザン記念。
昨年の覇者アントニオバローズがダービーで③着に入るなど、近年は春のクラシック好走馬を輩出している。
エスカーダ
前走の朝日杯FSは⑩着。初めてのマイル戦もあったが、
中山1600mのコース形態では大きな不利である外枠からのスタートで力を出し切れなかったのも敗因だろう。
距離2度目で慣れが見込めるはずだが、今回は初めての関西圏への輸送が課題となる。これを克服し、
うまく先手を取れれば前々走の再現も十分だろう。
キョウエイアシュラ
札幌での3戦はいずれも上がり3ハロン最速の脚を使い①①②着。ここ2戦がやや振るわないが、
それでも京王杯2歳Sでのラストの脚は見どころ十分で、朝日杯FSでも勝ち馬から1秒以内のところには来ている。
引き続いてのマイル戦には課題を残すが、対戦相手のレベルが落ちるここは前走以上の成績を期待したいところだ。
シャイン
前走の中京2歳Sは8頭立ての8番人気だったが、上がり3ハロン最速の脚を使って直線一気。相手に恵まれた面もあったにせよ、
その勝ち方にはインパクトがあった。
デビュー戦でダノンパッションの②着に入り、初勝利を挙げてから連闘で重賞に挑戦するなど陣営はその素質を高く評価している。
重賞の舞台で再び輝くか。
マイネアロマ
祖母にスプリンターズSなどを勝ったダイイチルビーを持つ良血馬。デビュー戦では後の朝日杯FS③着馬ダイワバーバリアンらを下し、
前々走の黄菊賞では素質馬ダノンパッションの②着に健闘するなど、高い素質を垣間見せている。
前走は案外の競馬だったが、直線で窮屈になるなどの不利もあった。戦ってきた相手を見ればここでも十分勝負になる力は持っている。
あとは初めてのマイル戦をクリアできれば。
マックスバローズ
8月の小倉でデビューを予定していたが、フレグモーネを発症し直前で無念の出走取消。
しかし再デビュー戦となった前走はスタートからスンナリ先頭に立つと、直線でも余裕十分、
②着以下に5馬身差を付ける圧倒的な内容で初勝利を飾った。
伯父にブラックホーク、叔母にピンクカメオがいる良血馬。昨年に続き「バローズ」旋風が吹き荒れるか。
レト
初勝利までに5戦を要したが、格上げ初戦の前走は中団の内でじっくり脚を溜め、
直線では②③着馬の間に突っ込むと鋭く伸びて2連勝をマークした。
父ザカリヤはNZT4歳Sを勝ち、NHKマイルCで②着。現在産駒がJRAで競走馬登録されているのはこの馬を含めて2頭のみだが、
もう1頭は全兄のアロマンシェス。06年の京王杯2歳Sで③着に入り、現在は準オープンで活躍している。
兄がマイル戦を主戦場としているだけに距離の不安もないはずで、一気の3連勝を目指す。
1月10日
京都競馬場
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