コラム

第51回アメリカJCC(GⅡ)

今週は中山競馬場でアメリカJCCが行われる。春の中・
長距離GⅠへ向け今季初戦を迎える馬はいい結果で1年のスタートを切りたい。
アドマイヤコマンド
一昨年のダービー以来、1年7ヶ月以上の長期休養からこのレースで復帰する。前々走の青葉賞で好位から抜け出して重賞初制覇。
前走は直線で行き場を塞がれる不利があって⑦着に敗れたが、デビューからわずか2ヶ月半でのダービー挑戦ならば決して悪い結果ではなかった。
秋初戦を予定していた神戸新聞杯の直前に浅屈腱炎を発症し、帰厩したのが昨年の11月半ば。これだけのブランクは確かに大きな不利だが、
まずはレースぶりに注目したい。
キャプテントゥーレ
前走のマイルCSは④着。それほど速くはない流れの中、逃げたマイネルファルケを交わせなかったのには不満の残る内容ではあったが、
GⅠでも十分勝負になる能力は見せてくれた。
今回は初めて2000mを超える距離での出走となるが、舞台は皐月賞を勝った相性の良い中山コース。
今年の飛躍を期すこのレースで好スタートを切れるか。
ゴールデンダリア
前走の中山金杯では3番人気に推されながら⑪着と大敗を喫した。「うまく流れには乗れたが、思ったような脚を使えなかった」
と内田博騎手が語るように、直線に入ってからサッパリ伸びず。ハンデも手ごろだっただけに敗因は掴みづらいところではある。
今回はセントライト記念で②着に好走した中山2200m。今後に向けても2戦連続での凡走はできない。正念場の一戦だ。
シャドウゲイト
前走の有馬記念。道中は好位追走と自分のレースはできたが、結果は⑨着。現在の力の差を見せつけられた格好となってしまった。
今年で8歳を迎え上積みを見込むのは厳しいが、距離短縮は好材料。今回も自分の競馬をしてどこまでと言ったところか。
トウショウウェイヴ
これまで東京以外のコースでは【0-0-0-8】と全く結果が残せていなかったが、ブリンカーを着用し積極的な競馬を見せ、
直線では一旦は脱落しかけたところから再び盛り返しての③着好走。これまでにない内容で新たな一面を見せた。
この競馬ができれば「東京だけ」ということはなくなるはず。素質は早くから買われていた馬だけに、一皮むけた今回は注目の1頭となる。
トウショウシロッコ
こちらは弟と違ってコース巧者の1頭。この中山2200mの重賞では②③③④着と全く崩れておらず、
そのどれもがGⅠ級の馬が数多く出走した中でのものだけに価値も高い。
前走の中山金杯でも後方からよく追いこんでタイム差なしの②着。今年は例年ほど出走メンバーのレベルは高くなさそうで、
悲願の重賞初勝利の期待も十分だ。
ネヴァブション
昨年のこのレースでは4角2番手から悠々と抜け出して後続に2馬身半差をつける完勝。しかし、次走の日経賞で1番人気ながら⑦着に敗れると、
春の天皇賞では⑬着に大敗。秋もジャパンC⑩着、前走の有馬記念は⑫着と精彩を欠くレースを続けている。
もともとGⅠでは一歩足りない馬ではあったが、それにしても近走の不振は深刻。ゲンのいい舞台でも果たして大幅な変わり身が望めるか。
マイネルキッツ
天皇賞(春)で大金星を挙げた後は⑦⑦⑧⑤着。だが着差は前走の有馬記念を除けば1秒以内で、
その前走でも後続を引き離した①②着を別とすれば、③着馬からはわずか0秒4差。内容面では決して悪いレースばかりではない。
今回は大幅に相手弱化の一戦で、鞍上も主戦の松岡騎手に戻る。天皇賞連覇を目標とする以上、ここでは結果が求められる。
1月24日
中山競馬場
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