コラム

第50回きさらぎ賞(GⅢ)

今週は京都競馬場できさらぎ賞が行われる。例年クラシックを沸かせる馬を輩出しているが、
今年もその例に漏れず前評判の高い良血馬、素質馬が揃い、注目の一戦となりそうだ。
アドマイヤロイヤル
桜花賞馬ラインクラフトの半弟にあたる。その血統背景から1番人気に推されたデビュー戦は勝ち馬にうまく逃げ切られてしまったが、
後の阪神JF②着馬アニメイトバイオに先着するなど能力の一端は垣間見せた。
2戦目の未勝利戦は着差こそ僅かだが、
先週のエルフィンSに出走したストレンジラブや前出のアニメイトバイオらを相手に順当勝ちといった内容。ここはそれ以来のレースとなるが、
この馬もクラシック戦線に乗ってくるだけの素質を持った馬だ。
インペリアルマーチ
父は二冠馬ネオユニヴァース、母が桜花賞馬キョウエイマーチで、半兄には皐月賞②着馬のトライアンフマーチがいる良血馬。
母がこの馬を出産した翌日に死亡していることもあり、この馬にかかる期待は大きい。
初戦は好位の内を進み、直線半ばで先頭に立つとラストは余裕十分に②着に2馬身半差をつけて快勝した。
今回が2戦目で一気に対戦相手のレベルも上がり一筋縄ではいかないが、血統的背景からはこのあたりで止まるような馬でもない。
父仔2代での当レース制覇なるか。
ゴールスキー
ダートGⅠで4勝を挙げたゴールドアリュールの半弟。ローズキングダムやヴィクトワールピサが出走した新馬戦でデビューの予定だったが、
外傷の為取消。仕切り直しとなった初戦は後の京成杯④着馬フラガラッハらを相手に貫録勝ち。
前走の若駒Sでは力を発揮できず⑥着に終わったが、この馬の素質も相当なものであることは疑いようがない。
中京のビオラ賞(500万下)との両睨みとのことだが、出走してくれば注目の1頭となるだろう。
サンライズクォリア
初勝利までに4戦を要したが、昇級初戦のもちの木賞では後方から一気に追い込んで2連勝、前走の全日本2歳優駿でも④着と好走を続けている。
今回は⑦着に敗れたデビュー戦以来の芝挑戦だが、血統的に芝が合わないはずはなく、力を付けた今なら十分克服可能なはず。
このレースの結果次第で今後の路線が決まるはずだ。
シャイン
中京2歳Sでは最後方から追い込んで①着、前走のシンザン記念は逃げの手に出て②着。逃げ差し自在の脚質は大きな武器となる。
今回はこれまでに比べメンバーのレベルも上がり本当の意味での試金石となるが、
逆にここでも好走できるようならクラシック候補に名を連ねてくる。コンビは引き続き和田騎手。
ダイワバーバリアン
デイリー杯2歳Sで④着、朝日杯FSで③着と一線級相手に好走を続けている。その前走・朝日杯は内から好位を進み、
直線では外から来た上位2頭の末脚には屈したものの、この馬自身もしぶとく伸びてきた。
過去の2勝がいずれも1400mでのもので、新馬、未勝利で③⑤着に敗れている1800mに不安はあるが、
逆に距離さえこなせれば好勝負は十分可能だ。
レーヴドリアン
デビュー戦は好メンバーが揃ったレース。スタートで出遅れ、上がり3ハロン最速の脚を使って追い込むも③着が精一杯だった。
2戦目で順当に初勝利を挙げると、前走の福寿草特別では再び出遅れながらも最後は2馬身半差をつけて快勝した。
ここまでの3戦全てで上がり3ハロン最速をマークするなど、その末脚は一級品。今回は外回りコースに替わるのも好材料で、
兄姉が果たせなかったクラシック制覇へ、まずはここをいい形で突破したい。
2月14日
京都競馬場
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