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PICK UP!!日本ダービー(GⅠ)

カテゴリー[] 配信日5 月 23日(16:48)

 

第77回日本ダービー(GⅠ)

皐月賞馬ヴィクトワールピサをはじめ、NHKマイルCの覇者ダノンシャンティ、 青葉賞を無敗で制したペルーサ、そしてプリンシパルSを4馬身差突き放して勝った良血馬ルーラーシップなど、 今年の日本ダービーは素質馬が勢ぞろいし、史上空前のハイレベルとも言われる。 群雄割拠の戦国ダービーを制するのはどの馬か!?

ヴィクトワールピサ
武豊騎手の落馬負傷により岩田騎手とのコンビで臨んだ皐月賞では、直線最内を衝いて力強く抜け出し、 追い込んだ②着ヒルノダムール以下に1馬身半の差をつけて快勝した。
今回は武騎手に戻る予定だったが、復帰が間に合わず、一時はトゥザグローリーに騎乗予定だった岩田騎手に再び手が回ってきた。 2年続けて皐月賞馬に騎乗して迎えるダービー。その昨年は極悪馬場も影響してか⑫着に惨敗、1番人気を裏切る結果となってしまった。 今年も1番人気になるであろうパートナーを背にどのような競馬をするか。馬は二冠を、鞍上は初めての戴冠を狙う。

ダノンシャンティ
前走のNHKマイルC。前半の600mが33秒4という超ハイペースを後方2番手から追走し、 直線大外に持ち出されると矢のような伸びを見せ上がり3ハロン33秒5の末脚で差し切り勝ち。 勝ちタイムの1分31秒4は日本レコードという衝撃のレースだった。
過去、NHKマイルCとダービーの両方を制したのは04年のキングカメハメハ、そして一昨年のディープスカイの2頭。 このいずれもが毎日杯→NHKマイルC→ダービーのローテーションを組んでおり、この馬もそれに該当する。偉大な先輩に続けるか。

トゥザグローリー
半姉がセレクトセール最高額の6億円で取引されるなど話題に事欠かないトゥザヴィクトリー産駒だが、 これまで成績が伴わずレースで走ったのは2番仔のアゲヒバリ(南関東)のみだった。
初めて中央のレースに出走した同馬は、これまで3戦2勝。前走の青葉賞ではペルーサに4馬身離された②着だが、 まだまだ成長の余地を残している現状なら悲観する内容ではなかった。今回相手はさらに強力になるが、前走からどこまで良化しているか。 当初は岩田騎手の予定だったが、同騎手がヴィクトワールピサへの騎乗となり、大井の戸崎騎手との初コンビでの出走となる。

ヒルノダムール
前走の皐月賞では態勢を立て直す不利がありながらも直線では大外から上がり3ハロン最速の脚で追い込み②着を確保。 前々走の若葉Sでも他馬と接触するアクシデントがあったようにここ2走はスムーズなレースができていない中での敗戦だった。
その点広い東京コースに替わるのは好材料。 3走前の若駒Sでルーラーシップを相手に問題にせず抜け出した上がり3ハロン33秒1の脚はこのコース向き。前記からヴィクトワールピサ、 ペルーサとの勝負付けもまだ済んでいない。この晴れ舞台で虎視眈々と逆転を狙っている。

ペルーサ
青葉賞を勝って4戦全勝とした同馬。その前走は道中中団に待機し、直線満を持して追い出すと、 残り300m付近で抜け出してからはその差が開く一方。最後は流す余裕を見せて②着以下に4馬身差をつける圧勝だった。
勝ち時計の2分24秒3は04年のハイアーゲームに次ぐ2番目の好タイム。これまで本当に骨っぽい相手と戦ってきてはいないが、 それを補って余りある資質を過去4戦で示している。「青葉賞勝ち馬はダービーで勝てない」というジンクスを覆せるか。

ルーラーシップ
父キングカメハメハ、母エアグルーヴ。デビュー前から評判を集めていた馬だが、これまでは歯がゆい競馬を続けていた。 2戦目の若駒Sでは直線で立て直すロスで②着、そして前々走の毎日杯はスタートでアオってしまったことも影響したか⑤着に敗れた。
しかし前走のプリンシパルSで4馬身差の快勝。①着馬のみの優先出走権となったトライアルでしっかり結果を出して本番に駒を進めてきた。 両親ともにこの東京2400mでGⅠを制した馬だけに、この舞台での素質完全開花も十分描ける。 鞍上はこれまでダービーで2勝を挙げている四位騎手。

ローズキングダム
皐月賞前まではヴィクトワールピサとの「2強」の一角を占めていた馬が、ここにきて「その他大勢」の中の1頭という評価にまで急落した。 スプリングSで1.4倍の圧倒的な一番人気を裏切る③着に敗れ、皐月賞でも馬券圏外となる④着。
しかし本質は中山のような小回りで力の要る馬場よりも軽い東京コース向き。陣営もそれを踏まえての「皐月賞回避」報道だったはずだ。 そして今回はその東京に替わる。言い訳できない立場に立たされた2歳王者の巻き返しはあるのか。



5月30日
東京競馬場

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