コラム

第12回ジャパンCダート(GⅠ)
先週に続き、今週も国際招待競走であるジャパンCダートが行われる。2年連続で外国馬が不出走となり、
JBCクラシックを勝ったスマートファルコンも回避してしまったのは残念だが、国内の精鋭が集い激戦が期待される。
エスポワールシチー
牡6歳、[栗]安達昭夫
26戦13勝
前走:2011/11/6 みやこS(GⅢ)①着
秋初戦となった南部杯こそ、ややオーバーペースで飛ばしたこともあって最後失速し④着に敗れたが、前走でおよそ1年ぶりの勝利を飾った。
JBCクラシックを回避し賞金加算を狙って勝ちに行った一戦だったが、
2番手追走から直線で抜け出すと後続に3馬身半の差をつけ復活をアピール。
その前走でも全盛時に比べれば迫力という点でもう一歩上がありそうだったが、今回は休み明け3戦目でピークの状態に持ってこれるはず。
前々走で敗れたトランセンドへのリベンジが叶えば、2年ぶりの当レース制覇が視界に入ってくるはずだ。
ダノンカモン
牡5歳、[栗]池江泰寿
26戦7勝
前走:2011/11/13 武蔵野S(GⅢ)②着
南部杯でトランセンドに迫った内容が評価され圧倒的に推された前走だったが、直線で一瞬抜け出したものの最後ナムラタイタンに差し切られ、
これで重賞では5度目の②着。もう一つパンチに欠ける部分はあるが、昨秋にオープン入りして以降、
連対を外したのが今年のフェブラリーSのみという堅実さはこの中に入っても一、二を争う。
南部杯で対戦した馬が上位人気に推されそうな組み合わせだけにこの馬にも好勝負の期待がかかるが、
今回は何と言っても久々の1800m戦がカギ。マイルを超える距離では③着までに入ったことがないだけに、乗り方には工夫が求められそうだ。
トランセンド
牡5歳、[栗]安田隆行
18戦9勝
前走:2011/11/3 JBCクラシック(GⅠ)②着
前走はスマートファルコンとの一騎打ちに残念ながら敗れてしまったが、③着馬には3馬身半、
④着馬とは3秒の差をつけてのものだから負けて強しの内容。南部杯で見せた勝負根性からも、ダート戦線の主役であることに異論はないだろう。
昨年に続く連覇を狙う舞台となるが、今回は南部杯で負かしたエスポワールシチーも叩いて上昇を見せており、
未対戦の新興勢力も力を付けてきている。GⅠ3連戦目となるだけに目に見えない疲れなども心配だが、
スマートファルコンとの再戦までは絶対に負けられない。
ミラクルレジェンド
牝4歳、[栗]藤原英昭
15戦8勝
前走:2011/11/3 JBCレディスクラシック(重賞)①着
前走で念願のGⅠ(級)初制覇。前々走に続きライバルのラヴェリータを負かしてのものだから、
名実ともに牝馬ダート戦線の頂点に立ったという見方でいいだろう。今回は牡馬との対戦となるが、昨年のレパードSを制し、
JDダービーではコンマ1秒差の④着など互角の勝負を繰り広げており、さほど過敏になる必要もないはず。
前走は大井競馬場の1800mコースを31年ぶりに更新するというレベルの高いレース。牝馬だからと言って評価下げは危険だ。
ヤマニンキングリー
牡6歳、[栗]河内洋
29戦7勝
前走:2011/11/1 シリウスS(GⅢ)①着
近走は芝で不振が続いていたため前走で矛先をダートへ向けたところ、道中は楽に追走でき、
直線でも力強く脚を伸ばしてあれよあれよという間に押し切って見せた。父アグネスデジタル譲りのダート適性が花開いたということだろう。
その後は目標をここ一本に絞って調整。一昨年の札幌記念ではブエナビスタを負かすなど意外性を持った馬だけに、
今回も大物食いには警戒が必要だ。
12月4日
阪神競馬場
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